何となく気分が落ち込んだり、身体が不調な状態が続くなどの「自律神経失調症」になってしまったら、どこで治療を行えばいいのでしょうか。
一般的には「治療」といえば「病院」を思い浮かべますので、その症状に応じた専門外来を受診することになります。
しかし症状と検査によっては、その「原因が見つからない」場合も多いのが「自律神経失調症」の難しいところ。
ここでは「自律神経失調症」を確定し、どのようなところで治療を行うべきなのか解説していきます。
治療する場所を探す流れは…。
肩こりや身体の痛みがある場合まず受診するのは「整形外科」ですが、ここでその原因が分からなかった場合は「内科」「心療内科」などを受診し、「自律神経失調症」なのか診断を仰ぎます。
しかし症状や場合によってはここでは症状を緩和する「薬物療法」しか受けることができないことも多いため、まず自分が「自律神経失調症」なのかはっきりさせることが大切です。
病院での治療は？
基本的には痛い場所があるならその鎮痛効果のある薬を処方されたり、気分が優れないなどの場合は精神安定剤などが処方されます。
しかし症状は緩和されてもそれらでは「根本原因」を取り除くことにはならないので、自身で「生活習慣を改善」する努力をする必要があります。
整体で治療すると？
「自律神経失調症」の根本原因が「身体の歪み」である場合は「整体」での治療が効果を発揮するでしょう。
神経の圧迫などを緩和し、また生活習慣でのアドバイスも受けることができるので、身体の中から改善をはかることができます。
整骨院で治療すると？
骨盤や背中のバランスが崩れている場合などは「整骨院」で治療をすると身体本来の「自然治癒力を回復」できるため効果的です。
鍼灸院で治療すると？
鍼灸とは「鍼」「きゅう」を身体のなかの的確なツボに施すことで、身体の巡りを改善していくものです。
薬もいっさい使わないため安心ですし、「自律神経」を整えるのにとても効果的な治療法です。
病院で診断を受けたあとは、自分に合った「治療法」を探す。
「自律神経失調症」なのかどうか、まずは病院で診断してもらう必要があります。
その後は、自分の症状や原因に応じて、一番ぴったりな治療法を選択し、治療を行いましょう。
そのためには日常生活のなかに原因がある場合は、自身でそれを改善する努力もまた、同時に必要です。
