「自律神経失調症」かも…と感じたら、まずいってみるところは「病院」です。
「自律神経失調症」は症状が多岐に渡るため、まず自身が悩んでいる症状の原因を調べるために「病院」に行くことになりますので、行くところがさまざまになります。
ここでは「自律神経失調症」の治療・病院の場合について解説していきます。

最初にいく「病院」はどこ?

「自律神経失調症」は症状の出方がひとによって異なりますので、自分が悩んでいる症状の専門のところに行くことになります。
おもなものは以下のとおりです。

頭痛がする              ⇒ 内科・脳外科

汗がたくさんでる           ⇒ 皮膚科・内科

耳鳴りがする・めまいがする      ⇒ 耳鼻咽喉科

目が乾く・眼精疲労          ⇒ 眼科

冷え性                ⇒ 内科・(女性の場合婦人科でも)

動悸や息切れがする          ⇒ 内科・外科

便秘・下痢              ⇒ 内科・泌尿器科

手足のしびれ             ⇒ 整形外科


これらの症状を診察して原因不明の場合 ⇒ 心療内科・精神科

基本的にはまず、「自律神経失調症」とは限らないため、自身の症状が大きく出ているところを診てもらいます。
その段階で、原因がはっきりしている疾患が見つかる場合もあるでしょうし、逆に原因が分からない場合もあります。
分からなかったばあいは「自律神経失調症」の可能性が出てくるため、それを確認するために行くのは「心療内科」ということになります。

病院での「自律神経失調症」の治療とは…?

「自律神経失調症」の診断
さまざまな症状を専門の病院で検査しても、原因が見つからない場合には「心療内科」「精神科」などで「自律神経失調症」あるいはそれ以外の病気を疑います。
「心療内科」「精神科」ではまず医師と対話を行うことで、さまざまな日常生活におけるポイントを押えるなどして、的確に診断を下します。
検査としては「血液検査」や「ホルモン検査」「脊髄レントゲン」「MRI」「血管年齢」など総合して診断します。

「自律神経失調症」の治療
「自律神経失調症」ということが分かったら、病院では「精神安定剤」であるとか「睡眠薬」あるいは身体に優しい処方の「漢方薬」などが処方されます。
他にも「カウンセリング」であるとか「作業療法」などで改善をはかるところもあるようです。
しかし一般的には「薬物療法」が主流のため、根本改善には日常生活について自身で改善の努力をする必要があります。
また治療は、必ずしも診断された病院にのみ頼る必要はありません。