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「自律神経失調症」とは?

そもそも「自律神経失調症」とは「病名」ではありません。
心身の不安定から自律神経がうまく働かず、身体にさまざまな支障をきたす状態を総合して「自律神経失調症」と呼んでいるのです。
「自律神経失調症」は自己判断は難しいものですので、その疑いを感じる場合には速やかに専門の機関を受診するようにしましょう。

「自律神経失調症」に似た病気とは?

「自律神経失調症」になるとさまざまな不安定な症状を伴うものなのですが、この症状とにた病気もいくつか存在します。
それらは以下のようなものがあります。

・パニック障害
・うつ病
・心身症  など

これらの症状についても「自律神経失調症」と同じように、さまざまな症状を伴いますので、安易に自己判断することは避けましょう。

どうしてさまざまな症状がでてしまうの?

一般的な病気なら、ウイルスに感染して風邪にかかったりだとか、身体の中の内臓のどこか荒れてしまって病状がでるなど、おおよそどの部分にどんなダメージが加わって病気になったかということがはっきりしているものです。
しかし「自律神経」が乱れて起こる症状は、「自律神経」が無意識に司っている身体のさまざまな機能に異常がでるため、あらゆる場所、あるいは精神面にまで異常を来たすのです。
例えば何かの趣味に打ち込んでいたとして、その披露の場があったとしましょう。
その本番が近づいてくるととても緊張しますし、汗が出たり、血圧が乱高下したりしますね。
それはその披露の場に対して「うまくできるか」といったプレッシャーからそのような状態になっているものですから、いい意味でここちよい緊張感といえます。
しかし「自律神経失調症」の場合、そういった明白ななにかが存在しないのに、訳もなく不安に襲われたり血圧が不安定になったりすることに。
「自律神経失調症」はメンタル面にまで影響があるため、とても厄介なものなのです。