トップページ > 自律神経失調症あれこれ > 自律神経失調症を自分で改善するには

医療機関で調べても異常がないのに、身体に不調を感じる「自律神経失調症」の症状…意味もなくいらいらしたり、気分が落ち込んだり、といったことから、日常生活においても普段どおり過ごしにくくなるなど、厄介なものです。
しかしできることなら「薬」にたよらず、自然な方法で改善したい、というものですね。
ここでは「薬」頼らずに自然治癒力を高めていく「自律神経失調症」の改善について解説していきます。

何と言っても「自律神経を整える」こと。

この「自律神経失調症」という症状は、身体のなんらかの部分に問題があるから起きるというものではありません。
「自律神経」が正常に働かなくなることから、さまざまな異常や不調が起きてしまうものですので、自分でできるポイントをしっかり押えて改善をはかりましょう。

①生活のスタイルを改善する。
外食が多い、偏った食生活をしている、寝る時間や起きる時間、行動する時間が定まらないなど生活習慣のバランスが悪いと「交感神経」「副交感神経」の働きが狂ってしまいます。
ですから極力これらを「規則正しいものに」整えることが重要なのです。

②物事を考えすぎない。
自分なりに一生懸命暮らしているのですから、それを他人がどう思うだとか、評価がどうとかといったことを考えすぎないこよ。
誠実に、前向きに考えて行動しているのでしたら、それだけで必要以上にいろんなことを深く考えすぎないことも重要です。

③身体のバランスを整え「自然治癒力」を高める。
医療機関では、「交感神経」が優位になりすぎるなどといった「自律神経失調症」の処方はやはり「薬物治療」になります。
しかし根本的に「自律神経を整える」ことをしなければ、「薬」を長期に渡って使うことになってしまうため、そういった場合には「整体」「整骨院」「鍼灸院」などで身体のバランスを整えるようにするとよいでしょう。
「整体」「整骨院」「鍼灸院」などの治療は「薬物」に頼らず、人間の本来持つ「自然治癒力」を引き出していく治療ですので、根本的に「自律神経を整える」という働きを引き出していくもの。
さらに日常生活におけるさまざまなアドバイスもいただけますので、自分の身体みずから整っていくようになるのです。
定期的にメンテナンスすることで、本来の自然治癒力が引き出されますから、「自律神経失調症」の改善にはとても効果的なものなんですね。