「自律神経失調症」は現代の生活のなかで起こるものといっても過言ではありません。
その人の生活習慣や、考え方、ストレスの受け方などが絡み合って引き起こされるのが「自律神経失調症」なのです。
逆にいえば、「生活習慣を改善」することができれば、それだけで「自律神経失調症」が改善されてしまうかもしれません。
ここでは「自律神経失調症」を改善するための「生活習慣」について詳しく解説していきます。

「自律神経失調症」を改善する「生活習慣」とは。

①気にしない。
人間はどうしても「他人の評価」や「どのように思われているか」が気になってしまうものです。
しかし「人の考えかたはその人それぞれ」ですのでこちらが思うように思ってくれるとは限りません。
ですからそんなことを気にすることは「身体に悪い」ですから、気にしないようにしてしまうこと。
自分は自分、として、前向きに生きることがプラスに働きます。

②規則正しい生活のリズム。
よく食事は3食だとか、睡眠は7~8時間だとか必要といわれますが、それだけではなく、その食事、睡眠に入る「時間」も規則的にすることが大切。
なぜ?8時間寝たら朝から夕方でもいいじゃない、と思うかもしれませんが、やはり生物の身体は夜暗いときに眠るほうがより「質の良い眠り」が得られますし、食事と睡眠に入る時間に規則的なリズム持たせることで「交感神経」「副交感神経」が働き出す時間が整ってくるのです。

③栄養バランスのよい3食の食事。
どんなよい栄養素の食材でも、それだけを摂っていては身体を壊します。
またダイエットにと炭水化物だけ抜いてしまうような極端な栄養の偏りもNG。
糖質にしろ、たんぱく質にしろ、それぞれ身体を動かす大切なエネルギー源ですので、適量バランスとく摂ることが重要なのです。

④適度な運動と趣味を楽しむ時間。
運動不足は血行不良や筋肉の衰えを生みます。
ですから適宜毎日かるい運動を取り入れたり、またストレスを解消するためにも、「自分の好きなこと」をする時間も作りましょう。
ゆったりとする時間が生まれると、「自律神経」に驚くほどよい効果があるかもしれません。

⑤症状に落ち込まない。
「自律神経失調症」で身体に症状がでるのは、時には辛いかもしれません。
しかしそれによって日々の生活スタイルを改善できるきっかけになったのです。
多少の不調は気にせず、前向きに捉えるようにしましょう。